まず、
スキャルピングという取引方法をご存知でしょうか?
これはFXでの世界ではよくある取引方法ですが、
頭蓋骨(スカル)から皮を剥いで得るという意味から来ている用語で
1エントリーで数銭の利ザヤを得る手法です。
例えば、為替の米ドルで104.01の買いでエントリーしたら
104.02で売るというものです。
上記の例では1銭の利ザヤになりますが、
この利ザヤから取引手数料が引かれ、
手元に残る利益はわずかなものになります。
その割に、逆の方向に大きく相場が動いたときには
その負け分全部を投資家が背負うということもあります。
つまり、かけた労力と期待値が合わない取引形態であると
いうことですので、海外の投資家からはこの方法は嫌われております。
次に、
デイトレードというのはご存じの通り、
「日計り取引」のことで、個別取引でその日にエントリーして
その日中に手仕舞いをするという取引形態のことを言います。
こちらも日中だけの利ザヤに対して、
往復分の取引手数料が発生し、手元に残る利益は
わずかなものになります。
デイトレードという取引もこのスキャルピングに
似ております。
これら2つのトレード形式について、
労力に対して利幅が少なく、負けるときは大きく負ける
トレード方法になりますので、私はおすすめできません。
その労力をもっと別なことに使った方が
良いのではないでしょうか?
例えば、いまは違うけどその季節になると
値上がりする銘柄(アノマリー)を探すとか、、
相場感を深めるために、FP技能士など金融に関する
基礎的な勉強をしてみるとか、、
いろいろあると思います。
※このFP技能士の資格については、
また別の機会にご紹介したいと思います。
だから、デイトレード、スキャルピングを
やめろということではございません。
そんなトレード方法でも素晴らしい成果を上げている
投資家も確かに存在しているのは事実です。
まあ、そういう人はプロ級でしょうけど。。
私含め、
素人投資家がデイトレード、スキャルピングで
相場に勝負を仕掛けるということは、
プロに対して宣戦布告するという意味ですので、
アマチュア級でも勝てると自信のある方は、
勝負を仕掛けてみるのも一興です。
きっと、本気でお世話してくれます!
私にはそんな勇気はございません(キッパリ!)。
(確か前にもそんな記事を書いた気がします。)
関連記事:今は静観か。。
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