更新の頻度が落ちてしまい申し訳ありません。
実は本業の方がかなり忙しくて、、
っていう諸事情があるのですが、今日は何とか更新出来そうです。
さて、おさらいの意味も込めて
まずは最近の市場の動きについて、私の所見を
コメントさせて頂きます。
日経平均が1万5000円代を回復したのは
実に1か月ぶりとの報道がなされています。
海外情勢、特にウクライナのデモが収束しつつあることもあり
市場に安心感が戻った動きになります。
日本特有の事情という観点で言えば、
いわゆる消費税増税前の駆け込み需要が、
流通の動きに拍車をかけている状況であり、
全体が良くなったように見えるという
見方もできると思います。
誰しもがそうだと思いますが、
個人レベルの話でも、
消費税増税前に買い物をして
当面は備えるのではないでしょうか?
わざわざ価格が高くなる消費税増税後に
大きな買い物はしないと思いますが。。。
その手の話は当ブログでもたくさん取り上げているので
何を今更と思われるでしょうが、
私が懸念していることは、それだけではなくなりました。
最近、外国人投資家が日本市場を離れている事実です。
ジョージ・ソロスという投資家をご存知でしょうか?
ソロス氏はいわゆる伝説の投資家と呼ばれている人ですが、
日本売りを仕掛け始めたという噂が市場に流れ始めたそうです。
ここまでは報道記事の受け売りですが、
事実として外国人投資家がこぞって日本市場から撤退を始めており、
東証HPの投資部門別売買状況にてその動きが確認できます。
これは外国人投資家が単に消費税増税で日本の景気は悪くなる
という思惑ではなく、もっと別のところにあるようです。
これは私の憶測ですが、
安倍政権の政策に対して危機感を感じていて、
その危険から回避するために逃げているのではと感じてます。
それも、アベノミクス失敗の危険というよりも
もっと根本的なところでの拒否感を出しているという感じです。
外国人投資家、というよりも他の国の人々から見ると、
「日本は戦争を始めるのではないか」という極論まで
至っているようです。
我々日本人からして見れば、
そんなことはない、むしろ日本は戦争をしたくない
という考えが大多数だと思いますが、
安倍政権の掲げる「戦後レジームの脱却」という主張、
そして安倍総理の靖国参拝を経て、そう取られているようです。
そんな状況だからという訳でもないのですが、
最近、日本の真実を考えるようになりました。
なぜ日本は第二次大戦に踏み切ったのか?
戦後の日本はどのように復興していったのか?
この戦争で誰が利権を得て、現在のシステムになったのか?
結果、その既得権益がどのようにして腐敗していったのか?
これをもう一度確認しないと、
再び戦争に負ける歴史を繰り返すことになる
気がしてなりません。
少し投資の話とは脱線しているのですが、
外国人投資家がここまでの大局を見据えて
市場に臨んでいるのだとしたら、
足元の相場で一喜一憂している日本人は、
とても滑稽に見えているのでしょうか。
最後に、敗戦国となった国の最後は、
個人資産を始め財産は没収された歴史があります。
だからと言ってすぐにはどうこう出来る訳ではないのですが、
頭の良い皆様だったら、資産防衛の手段を考察されることでしょう。
投資家たる者、まずは中立の視点で考えましょう。
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